鉄鋼用語辞典
可鍛鋳鉄
鋳鉄を熱処理してその酸化作用により可鍛性を与えたもの.ふつうの鋳鉄よりも粘り強く衝撃に耐えるもが得られるので用途も広い
鉄鋼雑学コーナー |
このコーナーでは、鉄鋼業界で使われる用語をランダムでご紹介いたします。 |
SPCC
熱間圧延軟鋼板をおよそ80km/hのスピードでロール間を常温で通過させ圧延したものを冷間圧延鋼板という。
圧下率40%以上で圧延され板厚が薄くなり、硬度が高くなると同時に引張強さと弾性限界も増すが、一方で伸びは減る。
スキンパス(調質圧延機)にかけ、表面の改善と硬度の調整を最終工程に行う。
板厚1.4mm以下で多用され「ミガキ」等と呼ばれるほど、表面は美しい。
加工性に優れ、絞り成型に多用される。
伸びに応じて、SPCC(普通)→SPCD(絞り)→SPCE(深絞り)に別れる。
SPCC-SDのダル仕上げ(通常仕上げ)
SPCC-SBのブライト仕上げ(表面鏡面仕上げ)
S (steel)
P (plate)
C (cold)
C (commercial)
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「SPCC」と関連のある用語:
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