鉄鋼用語辞典
ステンレス
鋼に含まれるクロム(Cr)により生成される酸化膜(不動態という)に
よって錆が進行しません。酸化膜をつくるためにはクロムが12%以上必要
で、含有クロム13%以上のものがステンレスです。ステンレス鋼は、13%
のクロムを含むマルテンサイト系、18%のクロムを含むフェライト系、17%
のクロムを含む析出硬化系、18%のクロムと8%のニッケル(Ni)を含むオー
ステナイト系に大別できます。クロムの酸化膜は硝酸のような酸化性の酸に
ば強いですが、硫酸や塩酸のような非酸化性の酸に対しては弱く、ニッケル
を8%以上加えることで非酸化性酸に対しても耐食性を高めています。
鉄鋼雑学コーナー |
このコーナーでは、鉄鋼業界で使われる用語をランダムでご紹介いたします。 |
MSE-HC-ZP
SECC、電気亜鉛メッキ鋼板の規格の一種。メーカーなどにより表示規格が変わるが、JIS規格としては、SECCである。
メーカーは日新製鋼
CCは冷延鋼板を原板として用い、HCは熱延鋼板を原板として用いている。
Mは無処理。Oはオイリング(塗油)
この規格商品の購入を希望される方は、メールか電話にてご連絡くださいませ。 info@tetsuko.co.jp 070-6649-8966
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