アルミ板 A5052

材質コード:A5052 / JIS記号:A5052

アルミ板 A5052(A5052)の材質イメージ

アルミ板A5052は、マグネシウムを添加した非熱処理型アルミニウム合金で、純アルミより強度が高く耐食性も良好です。船舶や自動車部品、電子機器筐体などに広く使われます。

基本情報

アルミ板 A5052の基本情報
材質コードA5052
JIS記号A5052
カテゴリアルミ
取扱板厚0.3〜6.0mm15種類)
取扱SKU数208

特徴

  • 純アルミより強度が高く軽量
  • 耐食性に優れ、特に耐海水性が良好
  • 加工性・溶接性に優れる
  • 陽極酸化処理後の表面が美しい

主な用途

  • 船舶・海洋構造物部品
  • 自動車燃料タンク
  • 電子機器筐体
  • ビル外装材
  • 冷熱機器部品

加工のポイント

シャーリング切断は問題なく行えますが、硬さにより切り口に微小なバリが出やすいです。曲げ加工は良好で、純アルミよりスプリングバックが大きいため曲げRの設定に注意してください。溶接性は高く、TIG・MIG溶接とも標準的です。穴あけはドリル加工が容易ですが、切粉が絡まりやすいので適宜除去してください。

ご購入時の注意

  • 純アルミに比べ傷付きは少ないが、曲げ部の表面にひび割れが生じることがあるため曲げRを適切に
  • 溶接後の熱処理は不要ですが、歪みが生じる場合は矯正作業が必要
  • 保管時は他の金属との接触による電食を避けるため、乾燥した場所で隔離保管

取扱板厚から選ぶ

よくある質問

A5052は溶接できますか?

溶接性に優れており、TIG溶接やMIG溶接が一般的です。入熱管理が重要ですが、多くの現場で問題なく施工されています。

耐蝕性はどの程度ですか?

アルミ合金の中でも特に海水に対する耐食性が高く、船舶部品に好んで用いられます。ただし異種金属接触には注意が必要です。

曲げ加工の注意点は?

純アルミより硬いため、曲げRを材料厚みの2倍以上に設定することを推奨します。また曲げ方向は圧延方向に平行しない方が割れにくいです。