ステンレス板 SUS316

材質コード:SUS316 / JIS記号:SUS316

ステンレス板 SUS316(SUS316)の材質イメージ

SUS316はモリブデンを添加したオーステナイト系ステンレス鋼板で、SUS304より耐孔食性・耐塩害性に優れ、海洋環境や化学プラントなど過酷な条件下で使用される高耐食ステンレス板です。

基本情報

ステンレス板 SUS316の基本情報
材質コードSUS316
JIS記号SUS316
カテゴリステンレス
取扱板厚0.5〜6.0mm11種類)
取扱SKU数73

特徴

  • 塩化物環境での耐孔食性・耐隙間腐食性が高い
  • 耐海水性に優れ、海岸付近の構造物に適する
  • 高温での強度特性が良好
  • 溶接性はSUS304と同等に良好
  • 表面仕上げが美しく、外観意匠にも使用可能

主な用途

  • 海水配管・熱交換器
  • 化学プラントのタンク
  • 医療機器部品
  • 食品・醸造装置
  • 港湾設備・船舶部品
  • クリーンルーム設備

加工のポイント

切断や穴あけはSUS304と同様に加工可能ですが、材料がやや固く感じる場合があります。曲げ加工では適度な延性があり、溶接は問題なく可能ですが、熱影響部の変色は丁寧に除去してください。レーザー切断では切断条件の調整が推奨されます。

ご購入時の注意

  • 304より高価なため、コストとのバランスを考慮して材質選定を推奨
  • 高温の濃硫酸など特定の環境では腐食の可能性がある
  • 加工後の表面汚れを放置すると不動態被膜形成に影響するため、速やかに洗浄が必要

取扱板厚から選ぶ

よくある質問

SUS304とSUS316の違いは?

316はモリブデンを含み、304より耐塩害性・耐孔食性に優れます。海岸や化学プラント向けでは316が選ばれ、コスト重視なら304が一般的です。

海水で使えますか?

完全に腐食しないわけではありませんが、SUS304より格段に耐海水性が高く、海岸構造物や船舶部品で実績があります。

溶接時に注意することは?

溶接後のスケールや変色を放置すると耐食性が落ちます。適切な熱管理と、溶接後は速やかに酸洗いやパッシベーションを行ってください。

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