アルスターアルミめっき鋼板

材質コード:ALSTAR

アルスターアルミめっき鋼板(ALSTAR)の材質イメージ

アルスターアルミめっき鋼板は、鋼板の表面に溶融アルミニウム(シリコンを含むアルミ系合金)をめっきした鋼板です。亜鉛めっきより高温に強く、耐熱性と耐食性を両立するため、排気系部品や高温になる設備に使われます。

基本情報

アルスターアルミめっき鋼板の基本情報
材質コードALSTAR
JIS記号
カテゴリめっき鋼板
取扱板厚1.0〜2.3mm4種類)
取扱SKU数39

特徴

  • アルミ系めっきのため高温での酸化に強く、耐熱性に優れる
  • 海浜地域や化学工場など過酷環境での耐食性が高い
  • 耐熱性と耐食性を両立しためっき層
  • 表面が美しく、建築の外装材にも適する

主な用途

  • 自動車の排気系統部品(マフラー等)
  • 厨房機器の熱交換器
  • 屋外の煙突・ダクト
  • 農業用ハウスの骨組み
  • 太陽熱温水器の反射板

加工のポイント

シャーリング切断ではめっき層が硬いため、刃物の摩耗に注意し定期的なメンテナンスが必要です。レーザー切断は可能ですが、アルミ系めっきの反射率が高いため出力調整を要します。曲げ加工はめっき層が延性に乏しいため、大きなRを取らないと割れが生じる可能性があります。溶接は通常の鋼板と同様ですが、めっきが溶融揮発しやすいので換気を徹底してください。

ご購入時の注意

  • めっき表面にキズが入ると耐食性が局所的に低下するため、取り扱いは慎重に行う
  • 他の金属と接触した場合に電食が発生する可能性があるので、異種金属との接触を避ける
  • 切断面や溶接部はめっきがなくなるため、防錆処理(アルミ系塗料など)を施すことが望ましい

取扱板厚から選ぶ

よくある質問

通常の亜鉛めっきより耐熱性は高いですか?

はい。アルミ系のめっきは亜鉛めっきより高温に耐えるため、排気系部品のように熱がかかる用途に適しています。使用温度の上限は部位や条件で変わるため、詳しい条件は個別にご相談ください。

溶接時に特に注意することは?

アルミニウム蒸気が発生するため十分な換気が必要です。また溶接熱により周辺のめっきが損傷しやすいので、溶接後は防錆塗装で補修することを推奨します。

塗装は可能ですか?

可能ですが、アルミめっき面は塗料との密着性が低い場合があるため、専用のプライマー処理や表面活性化処理を行うと良好な結果が得られます。

アルスターアルミめっき鋼板の規格・特性 | TETSUKO 東邦鋼業