タフピッチ銅板 C1100

材質コード:C1100 / JIS記号:C1100

タフピッチ銅板 C1100(C1100)の材質イメージ

タフピッチ銅板C1100は、銅純度99.9%以上の電気銅で、導電性・熱伝導性に優れます。電気機器の導体部品や熱交換器、装飾品などに多用される標準的な銅材です。

基本情報

タフピッチ銅板 C1100の基本情報
材質コードC1100
JIS記号C1100
カテゴリ
取扱板厚0.1〜100.0mm42種類)
取扱SKU数420

特徴

  • 導電率・熱伝導率が非常に高い
  • 展延性に優れ加工しやすい
  • 耐食性は大気中で良好だが硫化物雰囲気に弱い
  • 表面が美しく装飾用途にも適する

主な用途

  • 電気導体・バスバー
  • 熱交換器・ラジエター
  • 装飾品・工芸品
  • 建築用銅板(屋根・雨樋)
  • 化学工業の配管

加工のポイント

シャーリング切断は容易ですが、柔らかく展延性が高いため刃の隙間調整が重要です。曲げ加工は非常に良好で、小さなRでも割れにくいですが、加工硬化に注意してください。溶接はTIG溶接が一般的で、酸化防止のため適切なシールドガスが必要です。穴あけはバリが出やすいため、ドリル先端の研磨と低速加工を推奨します。

ご購入時の注意

  • 加熱により酸化被膜が発生しやすく、溶接部は酸洗いが必要な場合がある
  • 長期保管で銅緑(緑青)が生じることがありますが、保護皮膜として機能する場合もある
  • 硫化物やアンモニア雰囲気で変色・腐食するため、環境選定に注意

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よくある質問

C1100は錆びますか?

大気中では表面に酸化被膜(黒色)や緑青が生成しますが、内部まで腐食が進行しにくいです。ただし硫化物環境では黒変が顕著になり、保護が必要です。

溶接加工に適していますか?

TIG溶接が最も一般的で、ろう付けも可能です。ただし水素脆化の恐れがあるため、ろう付け温度の管理が重要です。

電気用途以外で使えますか?

熱伝導性や加工性を活かし、建築用銅板や装飾品、打ち出し細工など幅広い用途があります。