溶融亜鉛めっき鋼板 SGCC-F

材質コード:SGCC-F / JIS記号:SGCC

溶融亜鉛めっき鋼板 SGCC-F(SGCC-F)の材質イメージ

溶融亜鉛めっき鋼板SGCC-Fは、合金化処理(ガルバニール)を施した亜鉛めっき鋼板です。表面は灰色で塗装密着性に優れ、自動車部品や家電筐体など幅広い用途に使われます。

基本情報

溶融亜鉛めっき鋼板 SGCC-Fの基本情報
材質コードSGCC-F
JIS記号SGCC
カテゴリめっき鋼板
取扱板厚0.8〜3.2mm7種類)
取扱SKU数82

特徴

  • 合金化処理により塗装密着性が非常に高い
  • 均一なめっき層で耐食性に優れる
  • 溶接時に亜鉛蒸気が少なく作業性が良い
  • 曲げ加工やプレス成形にも適した延性を持つ

主な用途

  • 自動車ボディパネル
  • 電気機器の筐体
  • 建材の屋根材・壁材
  • 配電盤・制御盤
  • 農業用機械部品

加工のポイント

シャーリング切断ではめっき剥離を防ぐため刃物の適切なクリアランス管理が必要です。レーザー切断は可能ですが、亜鉛蒸気によるレンズ汚れに注意してください。曲げ加工では合金層が硬いためRを大きめに取ると割れを防止できます。溶接は通常の鋼板と同様にできますが、局所的なめっき損傷部は補修が必要です。

ご購入時の注意

  • めっき面を傷つけると耐食性が低下するため、取り扱い時は傷防止に注意する
  • 長期保管時は結露による白錆発生を防ぐため通気の良い乾燥した場所に保管する
  • 溶接部周辺のめっきが消失するため、必要に応じて亜鉛系タッチアップ塗装を行う

取扱板厚から選ぶ

よくある質問

SGCC-Fは錆びますか?

亜鉛めっきによる犠牲防食効果があるため、通常の鋼板より錆にくいです。ただしめっき層が傷ついたり、長期間過酷な環境にさらされると赤錆が発生することがあります。定期的なメンテナンスが推奨されます。

塗装はどのような下地処理が必要ですか?

合金化めっき面は塗料との密着性が良いため、一般的な脱脂・洗浄のみで塗装可能です。ただし油分や汚れを完全に除去し、めっき面が健全であることを確認してから塗装してください。

溶接時に注意することは?

亜鉛の蒸気が発生するため十分な換気が必要です。また溶接熱でめっきが周囲に飛散しないよう、溶接条件を適切に設定してください。後処理として防錆塗装を施すことも検討します。

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