一般構造用鋼板 SS400(酸洗)

材質コード:SS400-P / JIS記号:SS400

一般構造用鋼板 SS400(酸洗)(SS400-P)の材質イメージ

SS400-Pは、一般構造用鋼板SS400の黒皮を酸洗処理で除去した酸洗鋼板です。表面が清浄で均一な銀灰色をしており、塗装や溶接の前処理工程を省略したい場合に適しています。

基本情報

一般構造用鋼板 SS400(酸洗)の基本情報
材質コードSS400-P
JIS記号SS400
カテゴリ
取扱板厚3.2mm1種類)
取扱SKU数20

特徴

  • 酸洗により黒皮を完全に除去し、清浄な表面を実現
  • 塗装や溶接の前処理(ブラストやグラインダー処理)が不要
  • SS400と同等の強度と加工性を保持
  • 表面の外観が均一で、製品の見映えが良い

主な用途

  • 塗装を施す建築外装材・看板
  • 溶接後に化粧仕上げが必要な機械カバー
  • 自動車部品の下地材
  • プレス加工による各種パネル
  • 家具・什器の構造部材

加工のポイント

シャーリング切断では、表面が清浄なため刃の摩耗が少なく切断しやすいです。レーザー切断は黒皮がないためレーザー吸収が安定し、切断面の品質が良好です。曲げ加工は表面に傷が付きやすいため、保護シートを貼るか金型を清浄に保って加工してください。

ご購入時の注意

  • 酸洗後は表面が活性化しているため、裸のまま放置すると急速に錆が発生します。防錆油が塗布されている場合は開封後速やかに使い切ってください。
  • 表面がきれいな分、指紋や油汚れが目立ちやすいので取り扱いには注意が必要です。
  • 酸洗処理により板厚がわずかに減少する場合があるため、必要とされる板厚の指定には余裕を持ってください。

取扱板厚から選ぶ

よくある質問

錆びにくいですか?

黒皮が除去されているため、SS400の黒皮材よりもかえって錆びやすい状態です。すぐに塗装するか防錆油を塗布しないと屋内外を問わず錆が発生します。

SS400とどちらを選ぶべきですか?

塗装や溶接を予定していて前処理の手間を省きたい場合はSS400-Pを、コストを抑えて前処理を自社工場で行える場合は黒皮のSS400を選ぶとよいでしょう。

溶接の際に特別な注意はありますか?

黒皮がないためスラグや気孔の発生リスクが低く、溶接性は良好です。ただし表面の防錆油が残っていると溶接欠陥の原因になるため、脱脂を推奨します。

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